英国発のアップカミングな若手ブランドREJINA PYO (レジーナ・ピョウ) 。アートからインスピレーションを得た独創的なシルエットとカラフルでモダンな色使いが特徴です。デビューから5年しか経っていないにもかかわらず、世界中のファッショニスタたちからラブコールが止まりません。今回は、今後大注目のREJINA PYOのブランドヒストリーと特徴、おすすめアイテムをご紹介します。
REJINA PYOのブランドヒストリー
1983年、韓国ソウル出身のRejina Pyo (レジーナ・ピョウ) は、ロンドンを拠点に活躍する韓国人デザイナーです。これまでに数多くの名だたるデザイナーたちを輩出してきた英国芸術大学の名門、セントラル・セント・マーチンズの大学院を卒業後、同じくロンドンをベースとしたファッションブランドROKSANDA (ロクサンダ) でアシスタントデザイナーとして経験を積みます。2012年にはヨーロッパの新鋭デザイナーを発掘するHan Nefkens Fashion Awardで優勝。彫刻アートにインスパイアされた、まさにまるでアート作品かのようなデザインが高く評価されました。同年には自身のブランドREJINA PYOをスタートさせ、ロンドンファッションウィークにて初のウィメンズウェアコレクションを発表しました。
REJINA PYOの特徴
REJINA PYOのデザインの特徴は、まるでアート作品かのような建築的なシルエットとモダンな色使い、そしてデザイナーのルーツである韓国のリラックスしたムードと英国ファッションのエレクティックで大胆な要素を融合させたユニークなスタイルです。ブランド立ち上げから現在に至るまで、REJINA PYOの遊び心あふれる上質でエレガントなデイリーウェアは、エディターやブロガーたちから絶大な支持を集めています。
おすすめアイテムをピックアップ
ふんわりとしたバルーンスリーブが特徴のワンピース
ふんわりとボリューミーなバルーンスリーブが特徴のJamie ワンピース。袖にはさりげなくリボンのディテールが施されておりフェミニンな印象を与えてくれます。ウエストがきゅっと締まったAラインのシルエットとプリーツのラインが体のラインを美しく見せてくれるので、スタイルアップ効果も。
モンドリアン絵画のような白いベルトがアクセントのコート
ピエト・モンドリアンの作品に登場するジオメトリックな抽象絵画を彷彿させるホワイトのベルトがアクセントになったベーシックなコートは、これからの季節に重宝します。前から見るとシンプルなコートですが、背面にはビビッドなオレンジを配置したカラーブロックのデザインが。大胆でモダンな色の組み合わせにブランドらしさが表れています。
リラックスムード漂うドロップショルダーのストライプシャツ
肩を落としたドロップショルダーは今シーズンもトレンド継続中。襟元のDリング付きホルターネックを調節することで、肩の落とし具合を調節することができます。インナーに薄手のタートルネックを合わせてレイヤリングしたり、袖をヒジまでまくってバルーンスリーブのように見せて遊んだりと自由自在に着こなしを楽しめるのがこのシャツの魅力です。
鮮やかなショッキングピンクが目を引くリボンショルダーシャツ
大胆でモダンな色遣いはREJINA PYOの特徴です。ショッキングピンクが目を引くリボンショルダーシャツは、浅めにカットされた襟元がデコルテを美しく見せてくれます。遊び心あふれる両肩のリボンディテールがチャーミング。デニムやペンシルスカートなどベーシックなアイテムとコーディネートしてバランスよく着こなしましょう。
ベルベットならではの光沢が上品なジャケット
今シーズンのトレンド、ベルベットを贅沢に使用したスリムジャケットは、ベルベット素材ならではの光沢が上品です。動きのあるベルスリーブの袖や、あえてシワのように加工されたデザインが、カジュアルでリラックスしたムードを演出してくれます。
マーメイドのようなシルエットのぺプラムスカート
裾がギャザーになったハイウエストスカートは、マーメイドのようなシルエットがレディーライクな雰囲気を醸し出しています。正面に施された素材違いのボタンがアクセント。シンプルな白のシャツやブラウスと合わせると清潔感のある着こなしができます。