brands2023年4月24日月曜日

海外セレブも夢中!今話題のブランド Jacquemus の歴史と魅力を徹底解説

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アイキャッチーなフォルムと色使いのイットバッグから、リラックスしながらもモードなウェアまで、今ファッション好きから熱い視線を浴びるブランド、Jacquemus(ジャックムス)。あまり耳慣れない響きに、どこのブランド? どう読むの? デザイナーは誰? など、疑問を持たれている方も多いのではないでしょうか。 本記事では、Jacquemus の歴史と代表アイテムを徹底解説します。

 

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Jacquemus の歴史

 

最愛の母の死でブランド設立を決意

 

Jacquemus は、プロヴァンス地方出身の Simon Porte Jacquemus(シモン・ポルト・ジャックムス/"サイモン・ポート・ジャックムス"と英語風に表記されることもあります)によって、2009 年に設立されたフランスのブランドです。

 

南仏・マルセイユ近郊の小さな町で生まれ、農家を営む両親の元で育ったサイモンは 18 歳でパリに渡ります。ESMOD でファッションを勉強しますが、わずか 1 年で中退。フランスの雑誌 Citizen K(シチズンK)のアーティスティックディレクターとして活動した後、2008 年に最愛の母が亡くなったことにより、自身のブランドの立ち上げを決意しました。独学でファッションを学び、2009 年より自身のアトリエでコレクション制作をスタートさせます。ブランド名である Jacquemus は、母親の旧姓にちなんで名付けられました。

 

 

 

LVMHプライズ受賞、フランスの若手を代表する存在へ

 

早くから才能を開花させていた Jacquemus は、デビュー当時から Comme des Garçons(コム デ ギャルソン)の川久保玲や Adrien Joffe(エイドリアン・ジョフィ)からのサポートを受けるなど、業界内部からも注目を集めていました。

 

そして 2015 年、若手デザイナーの登竜門とも言われるファッションコンテスト、LVMH プライズで審査員特別賞を受賞。

 

そんな Jacquemus が本格的なイットブランドとして名を知られるようになったきっかけは、2018 年春夏コレクションの《La Bomba(ラ・ボンバ)》でした。母親の Valérie Jacquemus(ヴァレリー・ジャックムス)にオマージュを捧げたコレクションが高く評価され、特にアイコニックなバッグ《Le Chiquito(ル・チキート)》がヒットしたことがブランドにとっての大きな転換点に。巧みなソーシャルメディア戦略もあいまって、一気にスターダムを駆け上がりました。大胆で遊び心溢れるカッティングやフォルム、アイキャッチーなアクセサリーが SNS 世代の心を掴んだのです。ブランドの愛用者には、モデルの Kendall Jenner(ケンダル・ジェンナー)や Bella Hadid(ベラ・ハディッド)といったセレブリティたちが名を連ねています。2018年からはメンズラインもスタートし、大きく飛躍しました。

 

 

 

Jacquemus の代表アイテム

 

# 01 《Le Chiquito》バッグ

 

アイコニックなハンドバッグ《Le Chiquito》は、Jacquemus が一躍有名になったきっかけとなりました。当初は小さなサイズで登場し、ミニバッグトレンドを牽引する存在となりましたが、その後はシーズンごとに様々なサイズやカラー、素材で展開されています。どこかレトロなハンドバッグの形をベースにしていながら、彫刻的なボリューム感や大きなハンドルがモードな佇まい。どんなスタイリングにもマッチしてくれるので、取り入れるだけで即旬な着こなしが完成します。

 

 

 

# 02 《Le Bambino》バッグ
 

 

新顔ながら、シンプルなデザインと使い勝手の良さでたちまち人気を博したもう一つのイットバッグ《La Bambino(ル・バンビーノ)》。横長のボックスシルエットは、合わせやすさだけでなく収納力という点でも文句なし。クラシックなルックにもさりげなく寄り添ってくれます。

 

 

 

# 03 《Soil》バッグ
 

 

爽やかな夏のスタイリングにプラスしたいカゴバッグ《Soil(ソイル)》は、モロッコの天然ストローを使用しており、なめらかなレザーとゴールドのトリミングディテールが遊び心をプラスしています。ちょっとしたお出かけやレストランでの食事にはミニサイズ、ビーチでのひと時やショートトリップにはビッグサイズがおすすめです。

 

 

 

# 04 《Le Bisou》バッグ
 

 

《Le Raphia(ル・ラフィア)》と名付けられた 2023 年春夏コレクションで初登場した Jacquemus の新イットバッグ 《Le Bisou(ル・ビズ)》。すでに SNS では多くのセレブリティやインフルエンサーたちが各々のスタイリングを披露しています。カーブしたバゲットシルエットが特徴的なハンドバッグで、長さ調節可能なハンドルやビーズ、チャームがあしらわれたものまで多様なデザインがラインアップ。

 

 

# 05 シャツ

 

ドレープとノットディテールが特徴のロングセラーモデル《Le Bahia》をはじめ、クロップド丈とツイストデザインが目を引く《Capri》や《Mejean》など、モードなひねりをきかせたシャツは着た時のシルエットも絶妙。ボトムスやインナーでバランスを取れば、日常にも取り入れられる大人の肌見せスタイルが簡単に実現します。

 

 

# 06 カーディガン
 

海外セレブがこぞって取り入れている、Jacquemus のコンパクトなカーディガン。Y2K トレンドも後押しし、SNS でも多く目にするようになりました。同じくトレンドのタンクトップやワイドジーンズと組み合わせて、ヘルシーに着こなすのがコツ。

 

Jacquemus のロゴプレートをフロントにあしらったリブカーディガンも人気。ショート丈とロング丈の 2 タイプがあり、様々なカラーバリエーションで展開されています。 肩を落として魅惑的なムードを演出してみましょう。
 

 

# 07 セーター
 

まだ日本国内には浸透していませんが、Jacquemus の隠れた名品といえばニットウェアです。ジップを開くと襟のようになるフォルムが特徴の《Risoul》は、適度なクロップド丈とボリューム感、首周りのレイヤードデザインで着こなしの主役になってくれそう。他にも、一見ベーシックながら技ありのカットアウトニットなどが揃います。

 

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