brands2021年6月18日金曜日

シドニー発 姉妹が手がける「macgraw」のドリーミーエレガントな世界

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  オーストラリアブランドの存在感が高まる中、ドリーミーでエレガントな世界観 で着実にファンを増やしているのが「macgraw(マッグロー)」です。デザイ ナーは、Beth & Tessaのmacgraw姉妹。「ファッションに楽しさを取り戻すこ と」を目標に掲げる姉妹の生み出すクリエーションにフォーカスします。

edit&text_Mio Koumura

What’s "macgraw" ?

 

 

macgrawのスタートは2012年。幼い頃からお人形の服作りに夢中になり、自然と自分たちの服を作るようになったというBeth & Tessa、立ち上げ当初は、互いに別々の仕事をしており、自宅のリビングがスタジオだったとか。徐々にコレクション制作が本格化する中で、ブランドのオリジナリティを求めテキスタイルの開発にも着手。2014年からは オーストラリアのメルセデスベンツファッション ウィーク(mbfwa)にも参加し、ランウェイショー形式で新作を発表しています。

2017年にはそのクリエーションが認められ、インターナショナル・ウールマーク・プライズを受賞。スイスのサプライヤーと協力したウールレースの開発は、審査員らを驚かせ、高い評価を得ました。

macgrawのコレクションの特徴は、そのドリーミーな世界観を落とし込んだプリントと造形美。毎シーズン登場するドレスはフリルなど華やかな装飾が取り入れられながらも、造形美が強調されるシルエットでウェラブルに仕上がっています。

また、編み物職人や刺繍職人たちとの協業など地元を巻き込んだり、主に天然素材を使用し生産過程で発生する廃棄を減らすことを心がけているなど、ファッションブランドが持続可能なビジネスとなるようサスティナブルにも力を入れています。

2020年秋冬シーズンのモチーフは桜の花

毎シーズン、花をモチーフにプリントを起こすmacgrawが2020年秋冬コレクションでフォーカスしたのは、生と死を象徴するモチーフであり、圧倒的な美しさで世界から愛されている「桜」。オーストラリアでの開花を見逃しパリで見届けたという桜の花を、刺繍やチュール、レース、ハンドペイントプリントといったあらゆる手法で落とし込んでいます。カラーパレットは、鮮やかなピンクをメインカラー に、ベビーブルーやアイボリー、ブラック、シルバー。

ランダムな花の刺繍が存在感のあるミニドレスや、小花柄のロングワンピースなどmacgrawらしい世界観に、マニッシュなスーツスタイルや、シルバーの箔プリントを施したチュールドレスなど、桜の花が持つ魅力をあらゆる面から解釈した甘す ぎないアプローチが際立ちます。

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