柔らかな質感と、巾着型のデザインが特徴的な LOEWE(ロエベ)の Flamenco(フラメンコ)バッグは、ちょっとしたお出かけやサブバッグとしても便利なアイテムです。最上級の革を使用する LOEWE の品質へのこだわりは、フラメンコシリーズにも凝縮されています。今回は、そんな LOEWE の定番商品であるフラメンコバッグの魅力をご紹介。
LOEWE のアイコンバッグ<フラメンコ>の歴史
今や LOEWE のアイコンバッグとして世界中のファッショニスタから愛されているFlamenco(フラメンコ)が初めて発表されたのは、なんと1984 年のこと。バッグのフォルムがフラメンコで使われるカスタネットに似ていることから<フラメンコ>と名付けられました。スペインの民俗舞踊からインスピレーションを受けたデザインは、まさに同国を代表するブランドならではです。
その後27年の歳月を経て、Flamenco は2011年に再登場。当時のクリエイティブ・ディレクターだった Stuart Vevers(スチュアート・ヴィヴァース)の手によって、ディテールにモダンなアレンジが加えられました。
そして2015年、後任の Jonathan Anderson(ジョナサン・アンダーソン)が、ドロースリングの両端のタッセルをノットモチーフにアレンジ。2018年にはトートタイプも登場しています。
フラメンコは歴史とともに進化を遂げながら、ブランドを象徴するアイコンとして愛され続けているのです。
フラメンコの特徴
柔らかなラインが美しい巾着型のフォルム
フラメンコの特徴は、なんといっても巾着型のデザイン。この形は1984年のデビュー時から変わらず受け継がれています。大きく口が開くことで、中身が取り出しやすいという利点も。この柔らかなシルエットは、LOEWE に170年以上にわたって受け継がれている職人技により叶えられたもので、マドリードにあるアトリエには、 24 人の職人が在籍しているそう。荷物が多いときは緩めてスクエア型にして持つことも可能です。
愛される秘密は、しなやかで軽量な素材
巾着型のシルエットが表現できる秘密は職人技に加えて、その素材にもあります。バッグに使用しているのは LOEWE が誇るナッパレザー。独自の製法でなめした最高品質の子羊の革で、通常のレザーと比べて薄く、シルクのような滑らかな質感を持っているのが特徴です。驚くほど軽いので、長時間持ち歩いていても疲れにくいのもポイント。