元記事(英語) BY JOSEPH FURNESS
ファッショニスタのワードローブには必ずと言っていいほど Polo Ralph Lauren(ポロ・ラルフ・ローレン)のアイテムがあります。シャツやポロシャツ、T シャツなど流行に左右されないベーシックなアイテムが支持されていますが、購入時にサイズの選び方で迷う人は多いはず。Polo Ralph Laurenには、<クラシックフィット>のほか、<テーラードフィット>や<カスタムフィット>、<スリム フィット>など、目的や好みに合わせた様々なタイプが用意されています。
本記事では、Polo Ralph Lauren のサイズ選びについて詳しく解説!それぞれのスタイルのサイズ感や違いについて知りたい方は必見です。
デザイナーの歩みとブランドの誕生
アメリカントラッドの代名詞とも言える Ralph Lauren(ラルフ・ローレン)の始まりはネクタイでした。ニューヨーク出身のラルフ・ローレンは、ネクタイのセールスマンとして老舗の紳士服ブランド Brooks Brothers(ブルックス・ブラザーズ)で勤務した後、ネクタイを製造・販売する Beau Brummell(ボー・ブランメル)にデザイナーとして採用されたのです。彼がデザインしたネクタイは瞬く間にヒットし大成功を収めました。これを機に、自身のブランド POLO(ポロ)を立ち上げ、高級ネクタイ等のメンズアイテムの販売を開始。翌年の 1968 年には、メンズウェアを展開する Polo Ralph Lauren を発表しました。
ポロシャツの歴史と魅力
ポロシャツの存在を全世界に広めたのは、フランスの Lacoste(ラコステ)でした。今日、一般的にポロシャツと呼ばれているシャツの原型は、テニス用のシャツだったと言われています。1927年、Reneé Lacoste(ルネ・ラコステ)が、当時のテニスプレイヤーのために考案した、着やすく快適なジャージー素材の半袖が大ヒット。「ポロ」の名前通り、これは英国伝統の馬術球技であるポロの選手たちが着ていたユニフォームから着想を得たものでした。
そこから歳月が流れ、Ralph Lauren がポロシャツを発表したのは 1972 年のこと。全 24 色と多様なカラーバリエーションで展開し、「It gets better with age.(年を重ねるほど良くなる)」のキャッチコピーで注目を集めました。こうしてRalph Lauren のポロシャツは、ブランドを象徴するアイテムとして、その後 50 年以上にわたって愛されています。
ポロシャツだけじゃない! Polo Ralph Lauren のベーシックアイテムたち
ブランドの定番として知られているのは、ポロシャツだけではありません。他にも様々なベーシックアイテムが揃います。例えばボタンダウンシャツは、カジュアルからフォーマルまであらゆるシチュエーションに対応でき、男女問わず長く着られること。1枚持っておくととても便利な万能アイテムです。
もちろん T シャツも外せません。シンプルで流行に左右されないデザインと、豊富な色とサイズ展開は、日々のワードローブの心強い味方になってくれるはず。
ボタンダウンシャツのサイズ
#1 クラシックフィット
<クラシックフィット>は、ブランドの中で最もゆったりとしたサイズです。全体的にゆとりのあるデザインなので動きやすく、タックインせずに着るのもおすすめです。ちょっとした買い出しから週末のデートまで、様々な日常のシーンにフィットします。
#2 スリムフィット
<スリムフィット>のシャツは、その名の通り<クラシック>よりも細身のデザイン。特にウエスト部分のフィット感が特徴です。ぴったりとした袖と高めのアームホールを備えたスリムフィットは、ビジネスはもちろん、結婚式、日中のパーティーなど、フォーマルなシーンでも役立ちます。
#3 カスタムフィット
<カスタムフィット>のシャツは、スマートカジュアルにぴったり。<クラシックフィット>のリラックス感と、<スリムフィット>のかっちりとした仕立てを組み合わせた適度に細身なシルエットは、ディナーからデイタイムまで、様々なシーンで活躍すること間違いありません。
#4 テーラードフィット
フォーマルなイベント、重要な会議といった場面では、<テーラードフィット>を選びましょう。体にぴったりとフィットする細身のシルエットが特徴で、まるで自分の骨格に合わせて仕立てられたかのよう。
#5 ビッグ & トールフィット
<ビッグフィット>と<トールフィット>は、上記のモデルよりも大きめで、丈の長いシルエット。例えあなたがどんな体型でも、あらゆるシーンに適したシャツを見つけることができます。
#1 クラシックフィット
<クラシックフィット>のポロシャツはややルーズなカットで、日常使いにぴったり。アームホールは低く、肘に近い位置にある広々とした袖がポイントです。日本のサイズより 2 サイズほど大きめなので、好みのスタイルに合わせて選びましょう。
#2 スリムフィット
<スリムフィット>のポロシャツは、最もタイトなデザインで、日本サイズと同じ作りになっています。体に沿うシルエットは、綺麗めに着こなせそう。
#3 カスタムスリムフィット
従来のサイズ感を少しすっきりとさせた<カスタムスリムフィット>は、日本サイズより 1 サイズほど大きめ。上腕周りはタイトに、ウエストは体形を引き立てるように仕立てられているので、スマートなチノパンやジーンズと合わせるのが定番です。
#4 テーラードフィット
<テーラードフィット>のポロシャツは、体にぴったりとフィットするように設計されたシルエットで、週末のアクティビティやスポーツなど、あらゆる場面で活躍します。タックインしてもタックアウトしても様になるポロシャツをお探しの方におすすめ。昼から夜まで、エレガントに着こなすことができます。
#5 ビッグ & トールフィット
<ビッグフィット>と<トールフィット>は、シルエットをより長く、より大きくしたもの。あらゆる体型の人に向けたサイズを展開しています。
#1 クラシックフィット
<クラシックフィット>の T シャツは、ゆったりとした袖のオールラウンダーなデザイン。豊富なカラーバリエーションで展開しており、どんなアイテムとも好相性です。ワードローブの定番アイテムになる心強い存在。
#2 カスタムスリムフィット
<カスタムスリムフィット>のTシャツは体にフィットするため、1 枚で着てもレイヤリングしてもすっきりとした印象を与えてくれます。年中使える万能なアイテム。
#3 ビッグ & トールフィット
<ビッグフィット>と<トールフィット>は、大きくて丈が長い作り。通常より大きめのサイズを必要とする人に向けて、2 タイプの T シャツスタイルから選べるようになっています。